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上肢の骨折脱臼に併発する神経損傷まとめ [柔道整復理論]

鎖骨骨折      腕神経叢
肩甲骨の外科頚   肩甲上神経

上腕骨外科頚    腋か神経
上腕骨骨幹部    撓骨神経
上腕骨顆上骨折   正中神経、撓骨神経
フォルクマン    正中神経、尺骨神経

上腕骨外顆骨折   遅発性尺骨神経
上腕骨内側上顆骨折 尺骨神経

肘頭骨折      尺骨神経

モンテギア骨折   撓骨(後骨間神経)
ガレアジ      尺骨神経
コーレス      正中神経
スミス       正中神経 
掌側バートン    正中神経

肩関節脱臼     腋か神経
肘関節脱臼     正中 尺骨 撓骨
撓骨頭脱臼     撓骨(後骨幹神経)
尺骨頭脱臼     尺骨神経
月状骨脱臼     正中神経


だいたいこんな感じですかね、、
撓骨神経損傷に関しては上腕骨骨幹部は高位型で手関節が下垂しますが、
低位型のものは下垂指を呈し、感覚枝は正常なので注意します。

あと顆上骨折とフォルクマンで損傷する神経が違いますねこの辺りも注意したいですね!

柔理 骨折まとめシリーズ 骨片転位編 [柔道整復理論]

今度は
上肢帯の骨折の骨片転位をまとめてみました、、
しかしブログですとなんか見づらい感じになってしまいますね、、

[鎖骨骨折]
*定型的転位
近位骨片=上方やや後方(胸鎖乳突筋)
遠位骨片=短縮(大-小胸筋)
     下垂(自重)

*小児の場合
上方凸の不全骨折


[肩甲骨骨折]
*体部骨折:一般的に軽度
*上角骨折:近位骨片=上内方(肩甲挙筋)
*下角骨折:遠位骨片=前外上方(前鋸筋大円筋)
*肩甲骨脛部骨折:前内下方(骨頭とともに)
*肩峰骨折:転位は軽


[上腕骨近位部骨折]
~結節上(関節包内骨折)~
*骨頭骨折:亀裂骨折が多い
*解剖頚骨折:外観の変化は軽度だが
      回転転位あり

~結節下骨折(関節包外骨折)~
*外科頚骨折
 (外転型):近位骨片=内転
    遠位骨片=外転し前内上方
    前内方凸変形

(内転型):近位骨片=外転
    遠位骨片=内転し前外上方
    前外方凸変形

*大結節骨折:付着筋により上方(2次性)
*小結節骨折:内方(肩甲下筋)
*結節部慣通骨折:


[上腕骨骨幹部骨折]

<三角筋粗面より近位で骨折の場合>
*近位骨片:内方(大胸筋-大円筋-広背筋)
*遠位骨片:外上方
    (三角筋-上腕2頭3頭筋-烏口腕筋)

<三角筋粗面より遠位で骨折の場合>  
前外方凸変形
*近位骨片:前外方(三角筋)
*遠位骨片:後上方(上腕2と3頭筋)

                   
[上腕骨遠位端部骨折]
*顆上骨折
介達で屈曲骨折
(屈曲型):前上方転位+(内旋、内転、尺側方)
    肘屈曲位で肘つく
(伸展型):後上方転位
     過伸展強制
*外顆骨折
介達のみ。骨端線離開になる
プルオフ型:肘伸展内反強制→伸筋で裂離
プッシュオフ型:回内位で
     撓骨頭と上腕骨小頭で衝突

*内側上顆骨折
直達あり
介達としては肘外反強制により
屈筋や内側靭帯により裂離

野球肘障害や
肘関節脱臼にとともなう

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柔理 骨折まとめシリーズ 発生機序編 [柔道整復理論]

上肢帯の骨折の主な発生機序

[鎖骨骨折]:介達>直達
*中外3/1骨折 :介達
*外端部骨折:直達

[肩甲骨骨折]
*体部骨折:直達
*上角骨折:直達
*下角骨折:直達
*関節窩骨折:介達が多い。
               外転位で手をつくなど。
                   肩脱 臼に伴う。
               直達は少ない。
*肩甲骨脛部骨折:
            関節窩骨折と同様(だったかな?)
                 関節窩骨折の外観がより著名
              肩前方脱臼に類似
*烏口突起骨折:単独骨折はまれ。
                      烏口突起上脱臼に合併
*肩峰骨折:直達多いが三角筋の裂離骨折有

[上腕骨近位部骨折]
結節上(関節包内骨折)
*骨頭骨折:直達、介達どちらでも
*解剖頚骨折:肩強打で剪断力

結節下骨折(関節包外骨折)
*外科頚骨折:直達は外転型多い。
             :介達も外転型になりやすい
      外転位で手をつきやすいので
*大結節骨折:直達は大結節部強打
      :介達は外転外旋強制
        による自家筋力による裂離
                      (棘上筋など)                     
*小結節骨折:打撃などの直達
      :付着する肩甲下筋の牽引力
*結節部慣通骨折:
*骨端線離開:直達は肩強打
      :介達=分娩麻痺あり
*リトルリーガ肩:投球動作反復

[上腕骨骨幹部骨折]
    直達が多い→横骨折や粉細骨折
    介達は投球骨折や腕相撲骨折

[上腕骨遠位端部骨折]

*顆上骨折=介達のみ
 屈曲型:肘屈曲で肘つく(後方凸力)
 伸展型:過伸展強制(前方凸力)

*外顆骨折=介達のみで骨端線離開
 プルオフ型:肘伸展内反強制→伸筋で裂離
プッシュオフ型:回内位で
     撓骨頭と上腕骨小頭で衝突

*内側上顆骨折
    直達あるが少ない
 介達:肘に外反力で屈筋や内側靭帯裂離
   野球肘障害あり
   肘関節脱臼に伴う


ふぅ、
けっこうまとめるのは大変ですね、、



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